気になっていたこと

・自家輸血しておかなくてよかったのか?
 今回の手術は、さほど出血がないのだそうだ。
 もちろん、輸血が必要になるような万が一が、
万が一よりもう少し高い確率で起こりうるかも
しれないけれど。そのときはそのとき。
 手術、麻酔、検査、処置について予定外の措置が
とられることもある。そのため、あらかじめ同意書に
本人と家族がそれぞれサインをすることになっていた。
またべつに、輸血に関する同意書にもあらためて
サインをした。

・切除した関節の行方は?
初めて診てもらったときに、この質問を既にしていた。
「適切に処理します」とは言われていたけれど、
手術前日にもう一度、本人に返してもらうわけには
いかないか確認してみた。
しかしながら、法的な難しさもあって安易に引き渡す
わけにはいかないようだった。

・人工関節は大きさの違うものが三種類
 人工関節を受け止める骨の状態やその他の理由で、
執刀医が一番適していると判断したものを選択される。
歩けなくなる寸前まで我慢して、周りの骨も弱って
きていたから、自分の場合はよくても中ぐらいの
大きさになるかもと、覚悟はしていた。
が、手術直後に家族が受けた解説によると、一番
小さい方を使ってもらえたそうだ。長生きをするうちに
再手術ともなれば、今回よりは大きいものになる。