バレエは痛いこと尽くし

実際に踊ると痛いのはもちろんのこと、
近頃では見るだけでも痛くなってくる。
やるのも見るのも痛いバレエ。
年明けのレッスンは2週間ぶりになる
けれど、こんなことでは無事に参加できるか
どうかも危うい。
テレビやDVDでバレエを見ているとき、
思わず手足を小さく動かして踊りの振りを
追うことがある。
それがいまでは
「あ、これは痛い。こっちは痛い。これも
痛い」と、痛いこと尽くし。
ジャンプはとんでもない。エシャッペはだめ。
パドブレもだめ。ピルエットでもアラベスクでも、
右が軸なら痛い。左が軸でも右足を動かせば痛い。
立てば痛い。座っても痛い。
こうして、バレエ復帰の希望は日ごと現実味が
失せていく。